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更新日 : 2023-03-14 08:30:00
心躍る春
【あらすじ】
春の日差しに包まれたある日、橋本陽介は小さな緑の芽が出てくる草木や、鳥たちの鳴き声に心躍らせながら学校に向かいます。だけど、学校に着くと、先輩の中学三年生が「春になったから、部員たちが自主練習をする」と話し出します。それは毎年行われる1.2・3年生の合同練習で、陽介たち二年生も参加することになっていたのです。陸上部の合同練習に向けて、橋本陽介は頑張って練習しますが、思うようにいかず、少し落ち込んでいました。そんな中、陽介は、同じく悩んでいる先輩の中学三年生、佐藤真悟(さとうしんご)と出会います。真悟は、練習中に故障してしまい、悩んでいたのです。その時、真悟は「勝つためにだけ練習していたら、大切なものを失ってしまう」と、陽介に言います。そうして、陽介は自分が何を大切にしているかを思い出します。そして、春の日差しを浴びながら、部員たちと共に自主練習に励み、合同練習に向けて全力を尽くします。